パーム油ワーキング・グループは、2018年1月、日本サステナビリティ・ローカル・グループ(JSLG)のワーキング・グループの1つとして設立されました。パーム油の調達については、原産地における森林減少、泥炭地開発、人権面での搾取など社会課題を抱えていると言われております。当ワーキンググループにおいては、「日本における持続可能なパーム油調達の推進をはかり、サプライチェーンでの連携をはかることでフォレスト・ポジティブの実現を目指す」ことを活動目的とし、サプライチェーンを通じて森林減少を食い止めプラスに転じる取組みを推進しています。
当ワーキンググループのメンバーは、持続可能なパーム油調達推進への志をもつ油脂メーカー、商品製造メーカー、小売業と多岐に渡っております。しかなしながら、日本においては、パーム油における社会課題の認識の不足や商流的な特徴、またその結果生じる各企業の対応の違いなど多くの課題を有しおり、ワーキングメンバーだけの取り組みで、日本における持続可能なパーム油調達推進することは非常に困難と考えおります。
その課題感を踏まえ、ワーキングメンバーの枠組みを超え、パーム油に関わる企業全体の実態把握(アンケートの実施)、取引に関わる商社との意見交換等、ワーキング・グループに参加している企業を超えたサプライチェーン全体での課題を抽出し、課題を解決するための取り組みを推進しています。
社会課題の解決・サステナビリティの推進は、個社での対応ではなくサプライチェーンの連携が重要と考えおり、メンバーの拡大も視野に入れ、今後も取り組みを推進してまいります。
【参加企業】(五十音順)※トップページリンク
【参加企業における持続可能なパーム油の取り組み】(五十音順)
味の素株式会社 パーム油(持続可能な調達全体)
株式会社資生堂 持続可能な調達の取り組み
有限責任監査法人トーマツ
日本生活協同組合連合会 SDGsと生協 コープ商品「責任ある調達基本方針」
不二製油グループ本社株式会社 パーム油のサステナブル調達
明治ホールディングス株式会社 持続可能なパーム油の調達
株式会社ロッテ 持続可能な調達